横山商店は呉服のメッカ京都の室町界隈の隣は無地染屋さん、町内には紋入れ屋さんが三軒あり悉皆の全てが歩いて行ける呉服の町にあります。呉服経験五十年余の私がお客様のお相手から仕立てに出すまですべてをまかなう小さなお店です。
最近の振袖は、今までの丹後ちりめんを使用し手猫友禅や型染友禅染から、中国産の生地にプリンターでインクジェット染めの品に、半数以上が取替わろうとしています。
当店はそのような商品は一切取り扱わず昔からの上質な品物にこだわってきました。
卸値で小売り、メーカーから中間業者を通さず、現金支払で割安の商品を買い揃え、手持ちの商品は約二千点、余分な経費を掛けずに、掛け値なしで値引きをしない、市場価格の半額程度の販売方法で、呉服業界を生き残ってきました。
しかし、息子に継がせることは考えず、身体の許す限り営業は継続しますが、美術品のような美しい呉服を扱う職業を天職として、喜寿になるまでつづけてこられた感謝の意を込めて、手持ちの在庫商品の全てを、万が一の事を考えて先に処分しようと思い、閉店準備セール第二弾としてさらにお安く、表地のみ当店通常販売価格の七割引きに値下げしました。
お客様と私の日時を調整して、(休日でも予約があれば大丈夫ですので電話でお尋ねください)プロの目で私がお薦めする商品の中からゆっくりとお買い物して頂ければと考えております。各商品は数多く揃っていますが、良い品から先に売れていくと思いますので、着物を購入予定の方はお早めにご来店下さい。お待ちしております。
お問い合わせはお電話にてお願いいたします。
営業時間 9:00~17:30 休業日 土曜・日曜・祭日(予約があれば休日でもOK)
メールでのお問い合わせはこちら
2023.10.27
冬季休業のお知らせ
2023年12月28日(木) ~ 2024年1月7日(日) 冬季休業とさせていただきます。
2023.06.22
祇園祭 屏風飾り 7月14日(金)~7月16日(日) 10:00~22:00
7月14日(金)~7月16日(日) 10:00~22:00当店にて屏風飾りを開催いたします。
京都では、祇園祭りの別名が 屏風祭り と言われます。
①当店 所蔵の森寛斎 四季耕作之図 1852年(嘉永5年)
②橋本関雪 の玄猿図 → 染織作家 小杉善八が訪問着に → 屏風
③染織作家 永島征夫作の訪問着 沖縄 首里城 → 屏風
④針尾廣志作 阿修羅像 木像
⑤龍村平蔵が復元 大谷探検隊がトルファンから持ち帰った 花樹対鹿文錦
2022.06.22
これ一枚しかない 逸品
訪問着の顔の部分に当たる上前柄 ばかりを 継ぎ合わせて
一枚の訪問着にした贅沢三昧の、
誰も持っておられないような着物です。
絹100% 丹後縮緬